毎度求められるウインドウズ・アップデートを無視してような人は,生きている資格がない人だ(またはそんなソフトを使い続けるのは止めなさい。
セキュリティ上に脆弱性を発見した場合,ベンダーに通知し,そして世間一般に通知するまでにどれだけの猶予を与えるのが適切かは,もっとも議論されている問題だ。今回,サーバーソフトのアパッチのセキュリティホールで,十分や猶予を与えなかったセキュリティ企業,結果的にこの脆弱性を突くワームの元となったソースを公開した企業などに責任を求める声があがっている。
矢面に立たされることが多いMSを筆頭として,パッチをリリースするまでに十分な期間を置くようにと求める声は大きいが,それに思いっきり反対する調査結果もZDNet Newsの記事に掲載されていて笑った。憶測だけど,この調査結果はかなりずばり本音。出来損ないのソフトに対する憤りは大きい。ましてや,平均して馴らすといったい何日おきにセキュリティホールが出てるんだろう,つーか毎日? というような根本的に壊れている企業にはなにを云っても無駄なんだろうけど(もちろん,アップルもOS Xになって必死のセキュリティ・アップデートを続けている。
とはいえ,MSの製品を使うのであれば,覚悟を決めて毎日毎日アップデートにいそしむしかない。面倒だと云うのであれば,使わないことだ。そのままセキュリティホールの開いたままの製品を使い続ける人間は迷惑なだけで,実際Dos攻撃やさまざまなウイルス・ワームなどで他人に迷惑をかける。初心者だからというような言い訳は通用しない。自存のために,必要な自覚。それを持てない人間の使っているパソコンは,破壊しても悪いこっちゃない。
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